ノニ

モリンダの原点、有用植物「ノニ」

世代を超えて受け継がれてきた「ノニ」

人々は昔から植物を毎日の健康維持に役立ててきました。

近年、有用植物に含まれる食物栄養素が人々の健康に役立つことが分かり、植物の力が改めて注目されています。

数多くある植物の中でもミネラルや栄養成分を豊富に含み、「ハーブの女王」として注目されている植物があります。

それがノニ(学術名:モリンダシトリフォリア)です。

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古代ポリネシア人の祖先は、新天地を求めて代々受け継がれてきた土地を離れる時、タロイモ、ククイナッツ、ヤシ、パンの木など、生活に欠かせない植物をカヌーに積み込みました。

「カヌープラント」と呼ばれるこれらの植物の中には、絶え間なく実を結ぶ植物「ノニ」が含まれていて、民の健康と命を支えてきました。

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タヒチとその周辺の島々に運ばれたこの貴重なノニは、島の人々により大切に育てられ、果実、葉、種子を用いる「知恵」は、その後何世代にもわたって親から子へと受け継がれてきました。

古代の植物でノニは体のバランスを整え、体を完全に調和した状態に安定させるものとして紹介されています。

しかし、この貴重な植物が持つ恵は、18世紀にヨーロッパの探検隊がノニの木を発見するまで、太平洋の島々でしか知られていませんでした。

そして1950年代に入り、「ノニ研究の父」とよばれる生物学者ラルフ・ハイニキー博士によって、ノニの神秘が明らかにされることになったのです。

ノニはモリンダの原点です。

【島々で用いられてきたノニの伝統的な利用法の例】

・ノニの葉を皮膚に当てると、気分がやわらぐ。

・毎日果実を食べることで、体力維持につながる。

・黒く焼いた若い果実を海塩と混ぜてペースト状にし、歯茎にぬる。

・健康維持のため果実をジュースにして飲む。

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オリジン&ディスティニー

【ノニの成分】

タヒチアンノニジュースを発表した1996年には、ノニが健康に良いという科学的根拠は限られていました。

何千、何万の人々の実感はあっても、説明できることは限られていたのです。

「ノニ」はフレンチポリネシアなど南太平洋地域にて健康維持のために古代から食されてきた有用植物。

ポリネシアの熱帯・亜熱帯やアジアなどに広く植生する。

特にフレンチポリネシア産ノニは理想的環境で育ち、ミネラルや栄養成分を豊富に含みます。

炭水化物、たんぱく質(20種類のアミノ酸)、ビタミン、ミネラル、脂肪酸など275種類以上の成分が含まれています。unspecified-4

タヒチアンノニジュースを発売し、世界中に旋風を巻き起こした後も、ノニの解明されていない成分について地道な研究が続けられました。

そして、2009年、ついにノニのパワーの源が「イリドイド」という稀有な成分であることが判明しました。

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さらにイリドイドがノニに非常に多く含まれていることをつきとめたことで研究は一気に加速し、今ではイリドイドの量や種類によってノニの良さを科学的に説明できるようになりました。

【ノニに含まれる注目成分「イリドイド」の発見】

長年の研究過程で、ノニに含まれる成分の中に多くの「イリドイド」が含まれていることを発見しました。

イリドイドとは、主に有用植物に含まれる成分のグループの1つです。

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イリドイドは一般的な食用植物にはほとんど含まれていないため、手軽に摂取することはできません。

ましてや、抽出・合成など人工的に手を加えて操作したイリドイドではなく、自然に存在する状態で、なおかつ定量化されたイリドイドを入手することは至難の業です。

フレンチポリネシア産ノニ

多年生であるノニは、タヒチ、マルケサス、モーレアなどの島々で一年中実をつけます。

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何千年に渡り、ポリネシアの島々の住民の間で生きていくためになくてはならないものと考えられ、さまざまな使い方が伝えられてきました。

フレンチポリネシア産ノニは、サイズが大きいのみならず、他地域のものに比べてイリドイド量が多いのが特長です。

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火山がもたらすミネラル豊富で肥沃な大地、植物が青々と茂る森、熱帯の雨が、栄養価の高い高品質のノニ(モリンダシトリフォリア)を育んでいます。

産地ごとに収穫されたノニの総イリドイド量を測定したところ、フレンチポリネシア、トンガ、タイ、日本、ハワイ、ドミニカの順に多いことが分かっています。

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【ノニ以外でイリドイドを含む植物】

山茱萸(サンシュユ)、山しん、双マブグラ梔子、巴戟天、ゲンチアナ、センブリ、ブルーベリー、クランベリー、オリーブ

イリドイド 3つの特徴

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1.自らを「守る」成分

植物は虫に食べられないよう自らを防御するためにイリドイドを分泌します。

食べられてしまった場合でも、それを修復するのに、この成分が役立っていると言われています。

イリドイドには、食物栄養素として、よく知られるポリフェノール以上に、人間の体を整える働きがあることがわかってきました。

長年の研究により、現在ノニには、果実に19種類、葉には10種類のイリドイドが確認されています。

※ノニ果実、ノニ葉に同種のイリドイドが含まれているため23種類となります。

2.壊れない「強さ」

イリドイドの安定性

一般的なフルーツやスーパーフルーツと呼ばれる果実は、体が必要とするビタミンや食物栄養素を生の状態のときに多く含んでいます。

問題はこれらの栄養成分は熱や光に弱く、果実が加工されると、その栄養成分は分解されてしまうということです。

しかし、ノニに含まれる「イリドイド」は「イリドイド配糖体」という特殊な形で存在します。

イリドイド配糖体は比較的安定した成分で、熱にも比較的強く、高温で殺菌しても経時変化が少ないという特長があります。

中でもトゥルーエイジ製品に含まれるイリドイドは、このイリドイド配糖体の状態でボトルの中に存在するため、

収穫され、殺菌され、容器に入れられ保管されても、

イリドイドの量や質は生の果実を食べたときとほとんど変わりません

それは、9年前に製造されたタヒチアンノニジュースを調べた結果、イリドイド量にほとんど変化がなかったという報告でも明らかにされています。

比較のため、ある果実に含まれるポリフェノール量を調べたところ、1ヶ月後には分解され、半減しました。

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3.体内で「活性」

イリドイド活性化メカニズム

イリドイドは植物に含まれている状態では「イリドイド配糖体」という形で存在しています。

イリドイド配糖体は非常に安定していますが、活性はしていません。

これが人の体に入ると、体内で産生される消化酵素の働きで分解され糖が外れ、活性イリドイド(イリドイドアグリコン)という状態に変化します。

このイリドイドアグリコンは、不安定な状態ですが、体にとって良い働きをします。

活性化イメージ

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イリドイドには多くの種類がありサンシュユやオリーブ葉、ブルーベリーどにもノニとは違う種類のイリドイドが含まれており、それぞれのイリドイドが体内で活躍してくれます。

イリドイド配糖体の分解のために必要な消化酵素は「グルコシターゼ」と呼ばれ、その90%以上が腸内細胞や腸内細菌によって生み出されることがわかっています。

つまり、腸内環境を改善することがイリドイドをより活性させるための鍵となるのです。

腸内環境は生活習慣によって整えることができます。

動物性脂質の摂取を減らし、たっぷりの食物繊維と発酵食品、適度な運動で健康な腸内環境を保ちましょう。

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